PEEKチューブの耐圧性能


PEEKチューブの主な用途の一つが、HPLC(液体クロマトグラフィー)の配管です。

 

① HPLC構成装置のカラムに高圧送液する際、圧力に耐えうること

② 分析に影響を及ぼす金属イオンが溶出しないこと

主に、以上の理由で採用されています。

プラスチックで最高レベルの機械強度を有し、且つ金属イオンの溶出が極めて少ないPEEKチューブはHPLCに最も適しています。

 

PEEKチューブの耐圧性能は以下のとおりです。

20MPaというのがどれほどなのかピンとこないので、いろいろ検索してみると、

・ 業務用高圧洗浄機の噴射圧力

・ 2,000mの深海の圧力

に相当するそうです。

 

実際に、深海探査機のアーム先端からエアーを噴射する配管に検討いただいたこともございました。