内径公差±0.030㎜(30μm)あるいは±0.015㎜(15μm)のPEEKチューブです。
液体クロマトグラフィーの配管にご使用いただいています。
液体クロマトグラフィー(略して液クロ、HPLC)は非常に高圧で送液します。
そのため配管は
① 高圧に耐え得る機械的強度
② 非常に優れた耐薬品性
③ 金属イオンの溶出がない
PEEKチューブが最適です。
当社のPEEKチューブは世界最高水準の内径公差です。
非接触測定装置で高頻度にチューブの寸法をモニタリングしています。
チューブの寸法不具合を過去に一度もご指摘いただいたことがないことが当社の強みです。
また、当社のPEEKチューブは競合する海外メーカーのPEEKチューブに比べ、極めて金属/有機物の溶出が少ない、というエビデンスのご準備もございます。
より高感度な装置に、よりクリーンさを要求される配管に、ご安心してお使いいただけます。
ご興味お持ちの方は、お気軽にお問合せください。
PEEKチューブ ストライプカラー
最も一般的なストライプカラータイプです。
内径識別用にカラーラインを塗っています。
そのまま継手等で機器に接続すると、カラーラインの顔料が入り込むことがあるため、
ご使用の際は端末のカラーラインをアルコール等で拭き取るひと手間がございます。
当社は、カラーに含まれる顔料成分が分析に影響を及ぼす可能性のない
【識別タグ付きPEEKチューブ】をおすすめします。
【おすすめ】識別タグ付きPEEKチューブ
液体クロマトグラフィーで使用されるチューブは、外径はほとんど一律ですが、内径は様々です。
そこで、チューブにカラーラインを塗ったり、またはPEEK樹脂そのものを着色したりして、内径を識別せざるをえないのが現状です。
しかしながら、高感度の分析ではチューブの接続前に端末のカラーラインをアルコール等で除去する必要があり、着色品は内径側にも顔料が影響するためじゅうぶんな分析結果が得られません。
そういった場合には、識別タグ付きPEEKチューブをおすすめします。
カラーラインもない、着色もされていないナチュラルのチューブに、本品を装着することで、容易に内径が識別できます。
チューブを機器につないだあとでも、脱着は容易です。
チューブ10Mに20個付属します。